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演劇企画CRANQの『止むに止まれず』という舞台を見に行きました。
場所は中野ザ・ポケット。200人も入らないであろう小さな劇場です。

DVDも発売予定なので、あんまり詳しい話の内容を書くのはやめておきますが、さらっと紹介。
とっさに言ってしまった嘘、あるいは言おう言おうとしながら言い出せないでいた話が
勘違いを生んで、さらにその勘違いからまた勘違いが生まれ・・・まさに「止むに止まれず」といった状況になる。
あさぽんが演じた鈴原瞳は、事の発端となった嘘の事実を知り、何とか事実を伝えよう、フォローしようとするものの
事態はなかなか上手くは進んでくれず、いつの間にか自分も勘違いの連鎖に巻き込まれてしまう、といった役回り。

真面目に舞台鑑賞をするのは今回が初めてでした。
ただ、ストーリーの展開がある意味シンプルで、舞台として王道な流れで進んでいったので見やすいお芝居でした。

正直に言うと「あさぽんが出てるから」「芝居をしてるあさぽんを見たい」という理由が主で、
あまり話の内容までは気にしていなかったのだけど、見ているうちにどんどん話にのめり込んで夢中になりました。
時計の針の音が効果的な演出で、特に吉田ボイスさん演じる中田が部屋で1人になってカープ茶イダーを飲み干すシーンはこれからクライマックスに差し掛かって物語が大きく動いていく合図になっていたように感じました。

知り合いのオタク何人かから「舞台は絶対に複数回見ろ」と言われたので、今日の公演を2回とも見たのだけど、
2度見ることで、最初は何気なく見ていたシーン、特に気にせず聞いていたセリフが後でちゃんと回収されていく事に気づけて面白い。

それから、あさぽんの演技。
同じ感情を表現するにしても、微妙な表情の変化だとか体の動き、力の入れ方が違って、これが役者なのかと。
ふと振り返ってみると、上演中に僕は彼女を下田麻美ではなく鈴原瞳として見ていたな、
あさぽんは「演じている役をそこに生かす芝居」をしていたんだ、と気づいて彼女の役者としての魅力をまた知ったような気がする。


印象的なセリフとして「さっきまで好きだった人を急に嫌いにはなれない」というものがありました。
過去がどうだとか周りの目や声がどうだ、この話に関しては性別も、そういう物をすべて知っても尚、一度愛した相手への気持ちは簡単には変わらないというセリフ。
相手を想う気持ちの根底にある物はなんなのか。
恋人であっても親子、兄弟であっても、一番根本の部分で支える物は「愛」なんだろうと。

そういう事を教えてくれた芝居だったのかなと思います。

「止むに止まれず」、掛け値なしに良い舞台でした。

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2015/02/15 23:59 あさぽん TB(0) CM(0)
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